2013年01月22日(火)02時05分

北京、深圳空港の拡張計画

北京空港 (BeijinCapital International Airpot) はオリンピック招致が決まった後の2002年より第2空港の建設が検討されたが、昨年12月、市内天安門より南46㎞に位置する大興に第2空港建設が決まったと報じられた。(中国では報道が錯綜するので真偽には尚疑問が残る)計画は当初計画より遅れ2018年完成予定。建設は3段階に分けられ第1段階では(2018年完成)4本の滑走路と1本の軍事用滑走路を建設。第2期では滑走路2本、第3期は更に滑走路2本で合計9本と言うやや中国の「白髪三千丈」的壮大な計画。第1期の完成により45百万人の利用者を扱えるが80%は国内旅客。全てが完成したと仮定して、(含む第2ターミナルの完成)約一億人の利用者を捌く。貨物も第1期1.5百万㌧から第3期で3.2百万㌧に増加する。尚現北京空港も設計能力は85百万人の利用客を見込んだが、昨年の実績は集計されていないが、設計能力を超えたと言われ大興空港完成が2018年にズレ込み、この間隙を埋める為、滑走路1本を建設する事で容量不足を補う事も取沙汰されている。

他方、深圳空港の第3タ-ミナルは今夏完成予定だが、45百万人の旅客を扱えるが、第1、第2タ-ミナルは合わせて34百万人しか捌けない為、、第3ターミナル完成後は商業施設として転用される予定。珠江デルタ地域には既に香港、広州の二大空港があり夫々拡張計画もある為、利用客が急速に増えて居るとは言え過大計画との批判もある。但し、この地域の1人当りのGDPは$17,000を越え、韓国、チェッコ並みの水準に達した共報じられる。2010年の空港利用乗降客数は下記(ACI統計)

北京   香港   広州  上海   深圳          羽田   成田

74百万人        52.2               41            40.6            26.7          64.2            33.8

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*