2013年08月10日(土)11時56分

中国の2013年上半期ビジネス機購入状況

 

中国のコンサルタント会社 ASG (Asian Sky Group)は2013年上半期の中国のビジネス機購入実績を下記の様にレポ-トした。

  • 本年度の中国の新規と中古機の合計購入機数は昨年の前年比40%に対して本年度は18%に減速の見込み。
  • 本年度上半期は37機の増加に止まった。現在中国で稼働中のビジネスジェット機は314機。
  • 37機(中古機を含む)の内訳はGulfstream 13, Bombardier 10,Dassaut Falcon 9, Embraer 3 Boeing 2.
  • これにより中国のGulfstream G550は 56機、 G-450 は31機と成った。
  • Bombardier社は地域での同社機は100機と成ったとコメント。目を引いたのは高額の最新鋭機 Falcon 7x  (52.2百万㌦)が7機購入された事。逆に、Gulfstreamの中価格帯のG-250は拡販の努力にも関らず1機も購入されなかった。
  • 但し、中古機に対する購買もあり、「高かろう」「良かろう」より実質的な購入も見られた。中古機としてはBombadier Challenger 3機, Gulfstream 200とEmbraer Legacy 600各2機の購入があった。
  • 一方古いGulfstream G-550, G-200と Hawker 800の機材が登録より抹消された。
  • 中国でも価格に対する下降圧力が高まって来たが、「不法チャ-タ-」が大きな問題と成って来た。Part 91の個人オ-ナ-が所有機を有償で貸し出すケ-スが目立ち始め問題視されている。

 

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